漢方薬 鹿鳴堂薬舗|奈良で漢方一筋12年

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ほてり・のぼせ

人体は生理的に、暑いときは、表皮の血管を広げて熱を逃がし、寒いときには血管を縮めて熱を逃がさないようにして、体温を一定に保っています。こうした体温調節は、呼吸や循環などさまざまな調節をつかさどる自律神経によって行われています。

自律神経調節とホルモン分泌調節は、同じ間脳視床下部で行われており、そのため、ストレスが自律神経の乱れとなり、同時にホルモンバランスも乱れてしまうのです。特に更年期などは、ホルモンバランスの乱れが、自律神経にも影響し、その結果、顔周辺の血管だけが必要以上に広がってしまうことで、のぼせやほてりを感じるのです。

原因として最も多く考えられるのが、女性ホルモンの乱れによる自律神経の失調です。更年期や過度のダイエットにより症状が出やすくなります。

更年期障害時の「ほてり・のぼせ」を「ホットフラッシュ」と呼ぶこともあります。

それでは「のぼせ・ほてり」が出やすい代表的な疾患を列記いたします。

  • 更年期障害
  • 自律神経失調症
  • 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
  • 多血症
  • 熱中症

カウンセリングと漢方処方

鹿鳴堂薬舗では女性ホルモンの乱れによる「ほてり・のぼせ」に対して二通りのアプローチをお勧めいたします。
まずは、漢方薬で『血』と『気』のバランスを整える方法。
もう一つは、女性ホルモン様作用のあるサプリメントを服用して頂きます。
もちろん、併用も可能です(むしろ併用がお勧め)。

【漢方薬で対応】

漢方では『血の道症(ちのみちしょう)』という考え方があります。
これは、女性ホルモンの乱れに伴って現れる、心身症状を指します。

『血の道症』を主に『血』と『気』のバランスが崩れた状態とみなし、それを調整する処方になります。

【処方例】
トウキシャクヤクサン、ケイシブクリョウガン、カミショウヨウサン、ウンケイトウ、サイコカリュウコツボレイトウ、ウンセイイン

【女性ホルモン減少にはサプリメントで対応】

こちらは非常にシンプルな方法で、閉経が近づいてくると女性ホルモン(エストロゲン)が極端に少なくなります。そこでエストロゲンと同じような働きをする「女性ホルモン様(よう)サプリメント」を補い更年期障害に伴う「ほてり・のぼせ」の緩和を目指します。

漢方は体のバランスを整えることによって、症状の緩和を目指すモノで、女性ホルモン様サプリメントの摂取はもっと直接的に足りないものを補うという考え方です。
漢方薬よりもずっと速く効果が現れるケースも多く、お勧めです。
ただ、「ほてり・のぼせ」以外の苦情もある場合は漢方薬の方が有効なケースもあります。

「病気が元で起こるほてり・のぼせ」の場合は、その原因となる疾患に対応することが先決になります。

逆に「慢性的なほてり・のぼせ」が大きな疾患のシグナルであることも少なくありません。
あまり続くようでしたら、躊躇なく病院を受診してください。

体質改善・快方のプロセス

女性ホルモンの乱れによる「ほてり・のぼせ」の場合、漢方薬(特に高貴薬)や女性ホルモン様サプリメントが合えば、速やかに症状が取れます。
症状が緩和されてからも、予防および疲労体質改善のために漢方薬等を継続服用されることをお勧めいたします。

ただし、「病気が元で起こるほてり・のぼせ」の場合は、原因疾患により対処法が異なります。

養生法

「生活習慣を改善」することに尽きます。

  • 十分な休息および睡眠を取る
    症状を感じたら、早めに休むことが大切です。放っておくと、回復にも時間を要します。早寝早起きを心がけましょう。
  • バランスの良い食生活を心がける
    むくみを取るには、良質なビタミン、ミネラル、アミノ酸等が欠かせません。玄米、豆類、ごまやナッツ、海藻類、緑黄色野菜などバランス良く摂る様にしましょう。
  • リラックスする
    ウォーキングなどの軽い運動やアロマテラピーなどで気分転換しましょう。
  • ゆっくりお風呂につかる
    少しぬるめのお風呂にゆっくり時間をかけて入りましょう。半身浴も効果的です。絶対にシャワーだけで済ますことは避けてください。。
  • 体を冷やさない
    アイスクリームやジュースなど体を冷やす食品を摂ることはなるべく控えましょう。また、夏場、クーラーによる冷えにも注意しましょう。
  • 大豆に多く含まれる『イソフラボン』を積極的に摂りましょう。
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