漢方薬 鹿鳴堂薬舗|奈良で漢方一筋12年

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肩こり

中高年になると、肩こりに悩まされる人が少なくありません。
統計によると、30歳代から増え始め、40歳代、50歳代と増え続けます。
加齢により筋肉の機能が低下し、柔軟性が損なわれます。

その他、長時間同じ姿勢を続ける仕事などでおこる肩こりは、精神的なストレスによりさらに悪化しがちです。

こうした肩こりは、誰にでも起こり、普通は十分な休養をとることにより治まります。しかし、なかには肩こりが強く出やすく、なかなか治らない人、すぐに再発する人がいます。

【肩こりになりやすい人】

  • 姿勢が悪い人
  • 運動不足の人
  • 逆にスポーツなどで肩を酷使する人
  • ストレスがある人(自律神経失調)
  • 肥満
  • 長時間同じ姿勢を続ける人

【肩こりをおこしやすい職業】

  • パソコンを頻繁に使う
  • 緊張感の強い職場にいる人
  • 夏場の冷房温度が低すぎる職場にいる人

その他、風邪の初期に肩こりを訴えるケースもあります。

また、肩以外に原因があっておこる場合もあります。たとえば、心臓病・眼瞼下垂(まぶたが垂れてくる症状)・歯周病・顎関節炎、などによって肩こりの症状が現れることがあります。

カウンセリングと漢方処方

慢性的な肩こりの場合、根気良く漢方薬を続けることにより、よくなるケースが多いです。ただし、「肩こりには葛根湯」などご本人が勝手に判断することなく、必ず専門漢方薬剤師の問診を受けるようにしてください。
症状はもちろん、その方の体質【証(しょう)】によって、処方される漢方薬の種類はまったく異なります。

筋肉を温め、血流を改善する温熱療法(低周波治療など)を併用するとなおよいでしょう。あまりにこりや痛みが激しい時は、非ステロイド系消炎鎮痛薬の内服や外用薬も使用します。

民間のマッサージや鍼灸なども、施術直後は楽になりますが、根本治療にはつながらないことが多く、すぐ再発します。
また、くせになる弊害もあるので、一定期間おいてから利用するようにしましょう。

「何らかの病気による肩こり」の場合は、その原因となる疾患に対応することが先決になります。

逆に「頻繁に起こる肩こり」が大きな疾患のシグナルであることも少なくありません。あまり続くようでしたら、躊躇なく病院を受診してください。

【処方例】
チョウトウサン、トウキシャクヤクサン、リョウケイジュツカントウ、シャクヤクカンゾウトウ、シギャクサン、カッコントウ

体質改善・快方のプロセス

「一時的な肩こり」の場合、漢方薬が合えば、速やかに症状が取れることも少なくありません。
「肩こり」が取れてからも、予防および体質改善のために漢方薬を継続服用されることをお勧めいたします。予防の場合、高額な漢方薬を用いなくても、血行を促進し、血液を浄化するもので十分対応できます。

「病気が原因である肩こり」の場合は、原因疾患により異なります。

養生法

「生活習慣を改善」することに尽きます。

  • 十分な休息および睡眠を取る
    疲れを感じたら、早めに休むことが大切です。疲れが溜まりきってしまったら、回復にも時間を要します。 早寝早起きを心がけましょう。
  • バランスの良い食生活を心がける
    疲れを取るには、良質なビタミン、ミネラル、アミノ酸等が欠かせません。玄米、豆類、ごまやナッツ、海藻類、緑黄色野菜などバランス良く摂るようにしましょう。
  • リラックスする
    ウォーキングなどの軽い運動やアロマテラピーなどで気分転換しましょう。
    ストレッチで固くなっている筋肉をほぐすことも有効です。また肩の筋肉を適度に使う水泳を始めることも、肩こり克服には役立つでしょう。
  • ゆっくりお風呂につかる
    少しぬるめのお風呂にゆっくり時間をかけて入りましょう。半身浴も効果的です。絶対にシャワーだけで済ますことは避けてください。
  • デスクワークなど、長時間同じ姿勢を取る場合は、定期的に休憩を取るようにしましょう。姿勢の悪さも肩こりの大きな原因ですので、一度、専門家に正しい姿勢を指導してもらうことも有効です。
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