血糖値高めるストレス~糖尿病を知る~

2014.4.23|健康 健康食事 漢方 糖質制限

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こんにちは。毎日、仕事が楽しい鹿鳴堂の泉谷です。

今回は「糖質制限ダイエット」シリーズを休みまして、日本経済新聞に掲載されていた記事をご紹介したいと思います。

 

●血糖値高めるストレス~糖尿病を知る~

2014年04月12日17時41分17秒

 

読みにくいので、記事をテキストに起こしてみましょう。

 

一般の糖尿病である2型の発症や糖尿病患者の血糖値レベルは、精神的側面とも関係が深い。

英国人医師トーマス・ウィリスは、既に17世紀に悲しみや長期の悲嘆が糖尿病を引き起こすと記している。

東日本大震災の際に、主に過去2か月までの血糖値のあらましを示すヘモグロビンエーワンシー(HbA1c)が心理的ストレスと関連して増えることを、水戸地域医療教育センターの患者データで筑波大が報告している。

東北大グループの調査でも震災でHbA1cが増加し、津波を経験した人で顕著だった。

精神的ストレスの影響といえるだろう。

阪神大震災の際もストレスと血糖値上昇の関係を神戸大グループが示しており、2004年の新潟県中越地震の1型患者でも同様だった。

米国の軍役従事者約4万5千人の研究では、心的外傷後ストレス障害(PTSD)があると、無い人に比べ3年間の糖尿病発症が約2倍だった。

テルアビブ医療センターに通院中の82人の糖尿病患者では湾岸戦争の際のHbA1cの増加が報告されている。

米看護師約6万3千人の追跡調査で、夫などによる肉体的暴力や激しい精神的虐待が2型のリスクを増していた。

日本からは残業時間が50時間を超えると、25時間以下に比べ糖尿病の発症が3.7倍になることが電気機器製造業の従業者で示されている。

私たちの「多目的コホート」の男性の調査でも、ストレスが多いと答えた人は少ない人に比べ2型の発症が多かった。

同様の報告は海外からもある。

日本は眠らない国だ。

経済協力開発機構(OECD)の09年の調査では、日本人の1日平均睡眠時間は7時間50分で、18カ国のうち最短の韓国にほぼ並び、最も長いフランスより1時間少ない。

睡眠が5~6時間以下や逆に8~9時間を超えると2型のリスクは高まる。

夜勤や交代勤務が2型のリスクであることも国内外から報告されている。

ストレスは副腎皮質ホルモンや交感神経ホルモンを増やしたり、不健康な生活習慣につながったりなどすることで血糖値を上げる。

08年版の国民生活白書では日本人の約半数がストレスを感じている。

ストレスを意識的に減らす努力は重要だが難しいケースも多い。

言い訳にせず、よりよう自己管理を目指したい。

(日本経済新聞 2014年3月16日 より)

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「ストレス」は万病の元といいますが、糖尿病も悪化するんですね。

ご存知のように、糖尿病は日本人にとって国民病ともいわれるやっかいな疾病です。

「ごはん」を主食とする国民性と関係があると思われます。

私は糖尿病対策の決め手は「糖質制限」であると考えています。

ところでなぜストレスが糖尿病を悪化させるのでしょうか?

紙面では、

(1)副腎皮質ホルモンを増やす

(2)交感神経ホルモンを増やす

(3)不健康な生活習慣につながる

の三点を挙げております。

ヒトは生命の危機にさらされる状況になると(ストレス)、血糖値が上がるようになっているのです。

私は上記、三点のほか、さらに二つの原因があると考えております。

ストレスにより全身が慢性炎症(攻撃的な)状態となり、その結果、インスリン抵抗性が増す(インスリンが効きにくい)ことにより、糖尿病が悪化すると考えております。

もう一つはストレスによる「活性酸素」の発生です。

これも攻撃性の要因で、インスリンを分泌する膵臓にも大きなダメージを与えます。

いずれにしても、危機的な状況以外のときは、体は攻撃的ではいけないと考えます。

鹿鳴堂式、糖尿病対策をまとめましょう。

(1)糖質制限の実践

(2)自律神経の安定(副交感神経優位)

(3)抗炎症作用のある食品をとる

(4)抗酸化作用のある食品をとる

ご自身でコントロールするのが難しいとおっしゃる場合はお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 


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