腸の健康が免疫力やストレス抵抗力をコントロールする。

2013.4.25|コレステロール 健康 健康食事 漢方 糖質制限

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こんにちは。いつも仕事が楽しい鹿鳴堂の泉谷です。

昨今、医学会で注目されている「臓器間ネットワーク」という言葉をご存知でしょうか?

これまでの医学は、脳、肝臓、骨など各臓器の働きを個別に調べることで発達してきましたが、実はその働きの多くは複数の臓器がお互いに助け合うことで成り立っていることが明らかになってきました。

九州大学大学院医学研究員の須藤信行教授が研究で明らかにしてきたのは、私たちの「こころ」をつかさどる脳神経系と、食べ物の消化吸収を行う腸、そしてがんや感染症などから体を守る免疫系のネットワークです。

「ストレスにさらされると免疫力が低下するなど、脳の状態が免疫に影響を与えることはよく知られているが、最近の研究で、そこに腸が深くかかわっていることも分かってきた」と須藤教授は話されます。

 

 

◆腸内細菌がストレスを軽減する

腸や腸内細菌について、まず研究が進んだのも「免疫」との関係です。

実は、腸は体内の免疫細胞の約7割が集まる最大の免疫器官です。

乳酸菌や乳酸菌が作り出す物質が、腸の内部にある免疫細胞に直接働きかけ、免疫力を正常に保つなど、重要な役割を果たしていることが、さまざまな研究で分かってきました。

一方、須藤教授が挑んできたのは「腸」と「脳」を結ぶネットワーク「脳腸相関」に関する研究だ。

「腸には神経が網の目のように張り巡らされており、脳神経とも密接に結びついている。心の状態を示す表現に『腹が立つ』『胃が痛い』など、胃腸を表す言葉が用いられてきたのは、自然とその相互関係に気がついていたからではないか」と須藤教授は話されます。

このような精神状態は腸内細菌にも影響を及ぼします。

精神的ストレスが乳酸菌の仲間など善玉菌を減らし、病原性大腸菌などの悪玉菌を増やす作用があることは、これまで多くの論文で発表されてきました。

これに対し、須藤教授は「逆に腸内細菌が脳をはじめとする中枢神経に働きかける作用もあるはず」と考え、腸内細菌の有無でどう異なるかを見る研究を行いました。

実験では、腸内に菌のいない無菌マウスと、通常の腸内細菌を持つマウスそれぞれに拘束ストレスをかけました。

その結果、通常マウスのストレス反応は正常範囲内だったのですが、無菌マウスでは過剰なストレス反応が示されました。

 

◆腸内細菌が心の発達にも重要な役割を担う

さらに須藤教授は、生まれた赤ちゃんが発達する過程における腸内細菌の役割に注目し、無菌マウスに腸内細菌を植えつけ、通常マウスに変化する過程を調べる研究を行いました。

その結果、腸内細菌叢が育つにつれてストレス反応が正常化するという結果を得ました。

「胎児のお腹の中は腸内細菌がいない無菌状態。出産と同時に外部から腸内細菌を取り入れることで、正常な免疫機能を育てることはよく知られているが、同様に正常なストレス適応力を育てるのに腸内細菌を役立てている可能性がある」と須藤教授は説明します。

どのような腸内細菌がストレス反応によい影響を与えるかを調べた実験んでは、病原性大腸炎などの悪玉菌では効果がないのに対して、乳酸菌の仲間は1種類だけでも通常マウスと同程度のストレス抵抗性が得られることがわかりました。

これらの須藤教授の研究は、世界的にも注目され、海外では乳酸菌の抑うつ症状に対する改善効果などが報告されています。

脳と腸、そして免疫— 互いにタッグを組み、私たちの心身の健康を守っているともいえるこの三者の関係を解明する、今後の新たな研究に注目したいところです。

 

(日経ヘルス2013-3 より)

 

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