糖質制限ダイエットについて(その68)

2017.6.21|コレステロール 健康 健康食事 漢方 糖質制限

このエントリーをはてなブックマークに追加
Check

漢方の鹿鳴堂薬舗

漢方☆薬剤師のひとりごと。

クリックしてみてください。ランキングが出ます。

こんにちは。毎日、仕事が楽しい鹿鳴堂の泉谷です。

前回から始まりました「江部康二医師の著書」を参考にしたシリーズです。

糖質制限ダイエットについて(その67)

51po-YncDDL._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_

 腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」 肉を食べても酒を飲んでも運動しなくても確実に痩せる! 

 

みなさまに「糖質制限ダイエット」の知識を深めていただきたいと考えております。

そのことが生活習慣病を激減し、みなさまが健康かつ美しく過ごしていただくことになるとかたく信じております。

ではさっそく転載します。

 

◎糖質制限で健康になる

◆グルコース・スパイクの怖さ

 

食後血糖値が高く、空腹時の血糖値と食後の血糖値の差が大きいことを「グルコース・スパイク」といいます。

スパイク(Spike)とは、サッカーや野球のシューズのソールに付けられる突起のこと。

食後2~3時間だけスパイクのかたちのように鋭く血糖値が上昇し、また平素のレベルまで下がる様から名付けられました。

 

食後血糖値に加えてこのグルコース・スパイクがあると、血糖値が乱高下して血管への酸化ストレスを増大させます。

 

ヒトのカラダには体内循環を一定範囲内に保とうとするホメオスタシスという働きがありますから、血糖値に限らず、血圧などが大きく変動すると、まるで静かな湖面に石を投げ込んで波紋を起こすように恒常性を乱し、波紋を静かに収めて恒常性を回復させるために無駄な労力を要します。

 

このことは動物実験ですでに証明されています。

糖尿病のラットを2群に分け、1の群では24時間少しずつエサを食べさせて血糖値を250~300mg/dlにしてグルコース・スパイクが起こるようにしました。

すると高血糖をずっと維持したグループよりも、グルコース・スパイクを起こしていたグループの方が、動脈などの大血管の障害が多く見られたのです。

 

大きな血糖値の変動が血管を傷つけるならば、小さな血糖値の変動でも少なからず血管が傷つく可能性があると私は思います。

 

糖尿病でない健常な人でも、白米や白いパンのように高度に精製された炭水化物や砂糖たっぷりのスイーツを食べると、糖尿病患者のように鋭いカーブは描かないとしても、血糖値は急激に上がります。

これを私は「ミニ・スパイク」と呼んでいます。

 

ミニ・スパイクが人体に危険だと仮定すると、経験的にしか説明できなかった「玄米菜食」のこうかが理論的にわかるようになります。

 

日本では古くから玄米菜食の健康効果が知られています。

玄米と野菜だけではEPAやDHAなどの脂肪酸、ビタミンB2などが不足しますから、実際はこれに魚介類を加えた「玄米魚菜食」が安全です。

 

高雄病院でも糖質制限食を始める以前、1984年から食事療法に玄米魚菜食を取り入れていました。

玄米魚菜食は、いろいろな病気の改善に役立ちます。

その理由として、精製された穀物や砂糖を避け、糖質の少ない野菜の摂取が増えることで血糖値の上下動が穏やかになり、ミニ・スパイクが生じにくくなることが挙げられます。

 

同様に「マクロビオティック」や「ゲルソン療法」なども未精製の穀物と菜食を推奨しており、玄米魚菜食と同様の健康効果が見られます。

 

マクロビオティックは日本の桜沢如一氏、その弟子の久司道夫氏らが海外で広めた食生活法で、玄米や穀物、野菜や豆類を基本として、白い砂糖を使わないという特徴があります。

ゲルソン療法とは、マックス・ゲルソンというドイツ人医師が考案したがんに対する独自の食事療法で、大量の野菜ジュース、未精製の穀類、果物を中心としながら、無食塩、油脂と動物性タンパク質の制限を行います。

 

玄米魚菜食などで食後の血糖値の上昇を140mg/dlまでにしておくと、血管への障害はありません。

このように食前・食後の血糖値の差を小さくし、恒常性を保つことが各自食事療法の有効性につながったと私は考えています。

 

(抜粋ここまで)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

グルコース・スパイク、本当に怖い現象です。

糖尿病の方にとって、もっともよくないのが極度な高血糖と低血糖の繰り返しといわれております。

江部医師は恒常性機能の失調で解説されていますが、私は活性酸素の発生が紹介を起こす大きな要因だと考えております。

みなさまはペットボトル症候群をご存じでしょうか?

 

ペットボトル症候群(ペットボトルしょうこうぐん、PET bottle syndrome)とは、スポーツドリンク、清涼飲料水などを大量に飲み続けることによっておこる急性の糖尿病である。正式名称はソフトドリンク(清涼飲料水)・ケトアシドーシス。清涼飲料水ケトーシスとも呼ぶこともある。ソフトドリンクやスポーツドリンクの急激な大量摂取だけでなく、みかんの缶詰やアイスクリームなどの糖分の多い食品の大量摂食でも発症することが報告されている。

Wikipediaより

 

ペットボトル症候群は主に若い方に発症します。

糖尿病でもなく若く健康な人たちにとっても、急激な血糖値の上昇は非常に危険なのです。

血糖値の上昇を緩やかにする「玄米魚菜食」は理想的な食事といえます。

昔の日本人の食事が現代、世界中で注目されるのもわかります。

ただ、私はここに良質な肉!を加えてもいいと考えています。

 


コメント一覧

コメントはありません。

この記事にコメント

*

トラックバックURL