糖質制限ダイエットについて(その67)

2017.6.17|コレステロール 健康 健康食事 漢方 糖質制限

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こんにちは。毎日、仕事が楽しい鹿鳴堂の泉谷です。

前回から始まりました「江部康二医師の著書」を参考にしたシリーズです。

糖質制限ダイエットについて(その66)

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 腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」 肉を食べても酒を飲んでも運動しなくても確実に痩せる! 

 

みなさまに「糖質制限ダイエット」の知識を深めていただきたいと考えております。

そのことが生活習慣病を激減し、みなさまが健康かつ美しく過ごしていただくことになるとかたく信じております。

ではさっそく転載します。

 

◎糖質制限で健康になる

◆食後の高血糖が血管を傷つける

 

糖質が大量に含まれる通常の食事をすると、食後に血糖値が急上昇します。

これが「食後高血糖」です。

糖尿病の人は血糖を下げる力が弱いので、空腹時血糖値が100~120mg/dlに跳ね上がります。

 

食後高血糖は、血管を内側から傷つけ、動脈が硬く脆くなる動脈硬化のリスクを高めます。

 

血管を傷つける大きな要因は「酸化ストレス」です。

これは活性酸素などによるもので、細胞膜や細胞核のDNAが傷害されます。

吸った酸素の2~3%は活性酸に変化するといわれており、活性酸素が発生すること自体はごく自然なこと。

カラダには活性酸素などを無害化する酵素があり、酸化ストレスに対する抗酸化作用を発揮します。

 

普段は酸化ストレスと抗酸化作用のバランスは取れていますが、食後高血糖がこの均衡状態を崩します。

高血糖だと活性酸素が多く生まれ、さらに活性酸素を処理する機能も低下するため、抗酸化作用を上回る酸化ストレスが加わり、血管を作る細胞の細胞膜やDNAが傷ついてしまうのです。

 

1回当たりの傷は小さなものでも、数年から10年以上にもわたり、食事のたびに、食後高血糖を引き起こして血管を傷つけていると、やがて動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞の引き金となります。

 

日本で食後高血糖のリスクを明らかにした研究に、山形県最上郡舟形町で行われた疫学研究、通称「舟形町研究」があります。

 

舟形町研究では、糖尿病と健常者の中間に当たる「境界型」の方々を2群に分けて観察しました。

空腹時血糖値は高いものの食後血糖値はさほど高くない群と、空腹時血糖値は高くないものの食後血糖値が高い群を5年間追跡調査。

すると、食後血糖値がさほど高くないタイプでは心筋梗塞になる確率は健常者に近かったのに、食後高血糖のタイプでは糖尿病患者と変わらない確率で心筋梗塞が起こっていたのです。

 

(抜粋ここまで)

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糖尿病と活性酸素の関係は、私の研究者時代のテーマでした。

みなさん、「酸素」という言葉のイメージは「さわやか」「リフレッシュ」「命の元」など、ポジティブなものが多いでしょうが、生化学の世界では完全に「毒」です。

人類は大きなエネルギーを得るために、酸素という毒を受け入れたのです。

本文にもあるように、健康な方ならこの「毒」を消去する機能がいくつも存在しているので問題ないのですが、糖尿病の方はこの酸化ストレスに弱いのです。

糖尿病が怖いのは今回の活性酸素(酸化ストレス)による影響を含めて、じわじわ自覚症状なく進行していくことにあります。

そのうちのひとつが「血管内皮」を傷つけること。

動脈硬化につながる怖い現象です。

本文の後半にありますように、導尿病による動脈硬化は、「急激な高血糖」が問題になります。

次回、詳細にみていきましょう。

 

 


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