糖質制限ダイエットについて(その66)

2017.6.9|コレステロール 健康 健康食事 漢方 糖質制限

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こんにちは。毎日、仕事が楽しい鹿鳴堂の泉谷です。

前回から始まりました「江部康二医師の著書」を参考にしたシリーズです。

糖質制限ダイエットについて(その65)

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 腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」 肉を食べても酒を飲んでも運動しなくても確実に痩せる! 

 

みなさまに「糖質制限ダイエット」の知識を深めていただきたいと考えております。

そのことが生活習慣病を激減し、みなさまが健康かつ美しく過ごしていただくことになるとかたく信じております。

ではさっそく転載します。

 

◎糖質制限で健康になる

◆高雄病院での糖尿病治癒実績

 

糖質制限食では血糖値は急速に改善しますが、脂質をはじめとする代謝全体がよくなるので生体にひずみが生じません。

 

薬物を使用しないか、使用してもごく少量なので、薬物による体重増加はなく、血糖の乱高下も低糖質の危険も極めて少ないのが特徴。

むしろ、糖質制限食による体重減少が期待されます。

 

内服薬にもインスリン注射にも頼らない糖質制限食による糖尿病治療を高雄病院で始めたのは1999年からですが、これまで延べにして1400人ほどの方が治療を受けています。

そのうち約450人が入院、治療されました。

 

高雄病院以外では同様の治療が受けにくいこともあり、患者さんは北海道から九州までほぼ全国からいらっしゃいます。

アメリカ、フランス、スペイン、タイ、フィリピン在住の日本人の患者さんが入院されたこともあります。

 

入院をして1日3食のスーパー糖質制限食を食べていくと、経口糖尿病薬を使わずに、食後の血糖はリアルタイムに下がります。

 

血糖は、血液中で酸素を運んでいる赤血球のタンパク質(ヘモグロビン)にくっつきます。

これが「HbA1c」で、HbA1c値6.1%以上が糖尿病です。

赤血球は4か月ほどで入れ替わりますが、全赤血球に対するHbA1c値は過去1~2か月の血糖値の平均を表しています。

 

来院する方の過半数はHbA1c値7%以上ですが、2週間くらい入院すると、ほとんどの方が正常な血糖値になります。

2型糖尿病で、すい臓の働きが落ちてインスリン注射をしている方でも、3週間ほどの入院で20%ほどは注射を打たなくてもよくなるまでに回復します。

注射を打つ方でも、その量は3分の1ほどになります。

 

残念ながら10~20%ほどの方々は、退院後、糖質制限が続かずに脱落されます。

せっかく入院して食後の血糖値もHbA1c値も下がったのに、一人では糖質制限食が続けられないために再入院される方もなかにはいらっしゃるのです。

しかし、2型糖尿病も1型糖尿病も糖質制限食を実践する限りは必ず改善します。

 

糖尿病で怖いのは、糖尿病性腎症などの合併症です。

その予防のために、糖質制限食では次の4つの目標を掲げています。

 

(1)空腹時血糖値126mg/dl未満(さらには110mg/dl未満)

(2)食後2時間血糖値180mg/dl(さらには140mg/dl未満)

(3)理想的には食後1時間血糖値180mg/dl未満

(4)HbA1c値6.5%未満(さらには5.8%未満)

 

 

(抜粋ここまで)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

私は個人的に糖尿病はがんに匹敵するくらい、最大の人類の敵だと考えております。

がんのように罹患したからと言って、すぐに命にかかわるという疾患ではないのですが、年月をかけてじわじわ進行するたちの悪いものです。

初期の自覚症状はほとんどないのですが、病気が進行するにしたがい耐えがたい合併症が現れます。

1.糖尿病性腎症(進行すると透析)

2.糖尿病性網膜症(日本で最も失明率が高い)

3.糖尿病性神経障害(進行すると四肢切断)

糖尿病の治療には食事制限が必須となります。

日本糖尿病学会が推奨する食事制限はカロリー制限ですが、これが糖尿病患者にとっては辛いものになります。

2型糖尿病はインスリンの効き目が悪くなり(インスリン抵抗性)、血糖値のコントロールができなくなる病気です。

本来、インスリンにより血液中の糖質が、筋肉や細胞に運ばれてそこで代謝されエネルギーをつくり出すのですが、必要なところに糖質が巡らず、血液中に留まったままという非効率な状態になります。

筋肉や細胞はエネルギー不足になるので、脳は「もっと糖質を!」と指令を出すので、食事制限がよりしにくくなるのです。

それにプラスして副作用が避けれない経口糖尿病薬を、重篤な場合はインスリンの注射による治療になります。

辛抱強く、それらの治療を受けたとしても、完治することはなく、緩やかに進行します。

一方、糖質制限食。

残念ながら、糖質制限食でも糖尿病が完治することはありませんが、即効的に血糖値を安定させることができ、しかもほとんど医薬品を使うこともなく、健常人と同じ生活をすることができます。

糖質さえ我慢すれば、お腹いっぱい食事することもできます。

どちらの治療法が理想的なのでしょうか?

ただ、糖尿病患者が糖質制限を実施する場合、医薬品との兼ね合いや低血糖のリスクもあるので、必ず専門家の指導の元、実施するようにしてください。

 


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