糖質制限ダイエットについて(その65)

2017.6.6|コレステロール 健康 健康食事 漢方 糖質制限

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こんにちは。毎日、仕事が楽しい鹿鳴堂の泉谷です。

前回から始まりました「江部康二医師の著書」を参考にしたシリーズです。

糖質制限ダイエットについて(その64)

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 腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」 肉を食べても酒を飲んでも運動しなくても確実に痩せる! 

 

みなさまに「糖質制限ダイエット」の知識を深めていただきたいと考えております。

そのことが生活習慣病を激減し、みなさまが健康かつ美しく過ごしていただくことになるとかたく信じております。

ではさっそく転載します。

 

◎糖質制限で健康になる

◆糖質制限食は糖尿病の画期的治療法

 

日本の糖尿病治療には、いくつかの問題点があると私は思います。

食事療法はいまだにカロリー制限優先で、危険な食後の高血糖を引き起こす高糖質食(カロリー比60%)を推奨しています。

 

血糖値を上げる食事をすすめておきながら、「経口血糖降下剤(SU剤)」で血糖値を下げようとするのは、疲弊したすい臓にさらにムチ打つような行為です。

 

糖質の分解を阻害して血糖値の上昇を緩やかにする「α-グルコシダーゼ阻害剤」は比較的副作用は少ないですが、効果も限定的。

インスリン注射は1日3~4回も打つ必要があり、手間暇がかかりますし、高単位のインスリンはがんやアルツハイマー病が増えるなどのリスクがあります。

 

さらにカロリー制限を主に高糖質食を摂取しながら、内服薬やインスリン注射で血糖値を下げると、かえって総死亡率が増えるという恐ろしいパラドックスがあります。

2つの大規模臨床試験からそんな衝撃的な事実が明らかになったのは、2008年に行われたアメリカ糖尿病学会での報告でした。

 

「ACCCRD」という試験ではアメリカとカナダで1万251例、「ADVANCE」という試験ではアジア、オセアニア、北米などで、1万1140例のハイリスク糖尿病患者を対象として厳格な血糖値の管理を行い、5年間の追跡調査をしました。

 

その結果、どちらの試験でも糖尿病による大血管障害の合併症の予防効果はありませんでした。

それどころかACCCRDでは、幻覚に血糖値を管理していた群の総死亡率が、通常の血糖値管理を行っていた群を上回り、わずか3・4年で緊急中止に追い込まれてしまいました。

 

ACCCRDで総死亡率が上昇したのは、薬物で急速に血糖値だけを下げる治療を行うことで、整体に何らかのひずみが生じた結果ではないかと推測されます。

糖質の摂取を減らさずに血糖値を無理やり下げると、低血糖になったり高血糖になったりと、血糖値が乱高下を起こしてカラダに大きなストレスが加わるのです。

 

また、インスリンや「アクトス(チアゾリジン誘導体)」といった体重増加作用のある薬物を多用したために平均体重が増加し、これが血管障害のリスクがなかなか下げらなかった一因である可能性も考えられます。

 

(抜粋ここまで)

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私が大学の薬学部に入学したとき、最初の講義で「クスリはリスク」という言葉を教えられました。

化学薬品は薬理学でいう「主作用(人にとって有益な作用)」と「副作用(人にとって有害な作用)」が必ずあります。

主作用が大きく、副作用が小さい医薬品が優秀であるとも言えます。

そして、今回の糖質制限食です。

薬は一切使わないので、そもそも副作用という概念すら存在しません。

当店のダイエットでは「糖質制限食」にプラスして漢方薬や機能性食品を併用していただいておりますが、アレルギー以外の重篤な副作用が出たケースは、今まで一度もありません。

 

今回は糖尿病のケースでしたが、ダイエットでもその「効果」はもちろんのこと、副作用については細心の注意を払うべきだと思います。

ですので「糖質制限食ダイエット」を行う際にも、私のような専門の薬剤師のもとで実施されることを強くおすすめいたします。

 


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