糖質制限ダイエットについて(その63)

2016.7.1|コレステロール 健康 健康食事 漢方 糖質制限

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こんにちは。毎日、仕事が楽しい鹿鳴堂の泉谷です。

前回から始まりました「江部康二医師の著書」を参考にしたシリーズです。

糖質制限ダイエットについて(その62)

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 腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」 肉を食べても酒を飲んでも運動しなくても確実に痩せる! 

 

みなさまに「糖質制限ダイエット」の知識を深めていただきたいと考えております。

そのことが生活習慣病を激減し、みなさまが健康かつ美しく過ごしていただくことになるとかたく信じております。

ではさっそく転載します。

 

◎糖質制限で健康になる

◆糖質制限へのパラダイムシフト

糖尿病を発症した人は、そうでない健康な人と比べて、糖質を摂取した場合、血糖値が異常に高くなります。

1gの糖質で健常者の血糖値は約0.9mg/dl上がります。

それに対して2型糖尿病の患者の血糖値は約3mg/dl、1型糖尿病では約5mg/dl上がります。

ご飯茶碗1杯の白米(150g)には約55gの糖質が含まれていますから、2型糖尿病の人の血糖値を約165mg/dl上昇させることになります。

糖尿病ではインスリンの作用不足があり、糖質を処理して血糖を下げるシステムが破綻しています。

血糖値を上げるのは糖質のみですから、必要なのはカロリー制限ではなく糖質制限なのです。

欧米の糖尿病治療では、すでにカロリー制限から糖質制限あるいは糖質管理へとパラダイムシフトが起こりつつあります。

欧米では、糖尿病食の選択肢の1つとして糖質管理食(カーボハイドレイト・カウンティング)が定着しています。

これは3食ともに主食を食べることを前提に、糖質の量をきっちり計算するという食事療法です。

ことに1型糖尿病では、糖質管理食が第1選択肢になっています。

アメリカの糖尿病の食事療法では、糖質管理食の他に、高糖質(カロリー比60%)のカロリー制限食、糖質・脂質の規定がないオリーブオイル豊富な地中海食、そして糖質制限食の4つを選択肢に挙げています。

米国糖尿病協会(ADA)の食事療法のガイドラインの変遷を1950年から時系列で並べてみます。

%表示は、総摂取カロリーに対する比率です。

炭水化物は、糖質と食物繊維を合わせたもので、食物繊維にはカロリーはありませんし、血糖値も上げません。

 

1950年 脂質40%、タンパク質20%、炭水化物40%

1971年 脂質35%、タンパク質20%、炭水化物45%

1986年 脂質30%以下、タンパク質12~20%、炭水化物60%以下

1994年 脂質規定なし(ただし飽和脂肪酸を10%以下にする)、タンパク質10~20%、炭水化物規定なし

 

94年以降は、炭水化物と脂質のカロリー比に対する規定はなくなりました。

そして最新の2008年のADAの栄養勧告は、炭水化物(糖質)をモニタリングすることは血糖値のコントロールを達成するためのカギとなる戦略であり、糖質を日常的、継続的に点検することを強く推奨しています。

とくに「減量が望まれる糖尿病患者には低カロリー食、または低糖質食によるダイエットが推奨される」としています。

 

(抜粋ここまで)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

糖尿病は血液中の糖分をインスリン不足で下げきれないという病気です。

ここから考えると、糖尿病の食養生に「カロリー制限」が推奨されることに矛盾を感じます。

これまで糖尿病学会はかたくなに「カロリー制限食」を推奨してきましたが、その結果、糖尿病患者は減少したでしょうか?

むしろ右肩上がりで増えているのが現状です。

近年、欧米の影響か「糖質制限食」も見直されてきたようですが、またとても浸透しているとは思えません。

私は確信を持って、糖尿病で苦しんでいる方に「糖質制限食」をオススメします。

ただ、インスリン注射をされている方、薬物療法をされている方、肝臓や腎臓やすい臓に疾患のある方は、「糖質制限食」も慎重に行わなくてはいけません。

これらの方は、ご自身の判断でされるのではなく、ぜひ専門家に相談の上、実施するようにしてください。

 


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