卵を食べるとコレステロールは上がるのか?

2012.10.2|コレステロール

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こんにちは。 毎日、仕事が楽しい鹿鳴堂薬舗の泉谷です。

 

本日は「卵」と「コレステロール」の関係についてお話しいたします。

卵は「完全栄養食品」と呼ばれるほどタンパク源として貴重な食べ物ですが、

黄身にたっぷり含まれているコレステロールが怖くて…

という声をよく聞きます。

はたして本当はどうなのでしょうか?

 

実は、卵のコレステロールに対する影響を調べた数々の実験データをみてみると、

ほぼ「問題ない」ということが明らかになりました。

卵を食べてもコレステロールを上げることはないということです!

たとえば、子どもたちに1か月にわたって、毎日一人10個ずつ卵を食べさせてみたけど、

血中コレステロールは実験前と比べて変化がなかったと報告しています。

これ以外にも、卵とコレステロール上昇について「関係なし」と報告している論文が数多く存在します。

 

もともと、体内のコレステロールの90%は肝臓で合成されます。

食物から供給される割合はわずか10%にすぎません。

また、食物によってコレステロールが多少増減しても、体内の自動調整作用によって調節されるので、

血中コレステロールの量はそれほど変動しません。

血中に流れ込んで毎日消費されるコレステロールの十数倍の蓄えが体内にはあるのです。

ですから、いくら卵のコレステロールが多いといっても、卵の食べ過ぎで一気にコレステロールの

値が病的に上昇することはありません。

そのうえ、卵黄にはレシチンという、コレステロールが血管の内壁にこびりつく弊害を防ぐ成分が

含まれていますから、なおさら心配はいりません。

 

長い間、コレステロールを上げる戦犯の汚名を着せられていた「卵」。

命に感謝して食べるようにしたいですね♪

 

 


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