うつ病~あなたはまだよく知らない~(双極性障害の可能性)

2013.7.3|健康 漢方

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こんにちは。毎日、仕事が楽しい鹿鳴堂の泉谷です。

こんにちは。毎日、仕事が楽しい鹿鳴堂の泉谷です。

本日は『うつ病シリーズ』第9弾です。

 

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●双極性障害の可能性

~躁状態とうつ状態を繰り返す「双極性障害」。実は、うつ病と診断され、適切な治療を受けていない人が少なくありません~

 

◆双極性障害とは

~気分が高まる状態と沈む状態を繰り返す病気~

うつ病と診断されていても、「気分がよくなりすぎる」など、うつ病とは思えない症状が現れることがあります。

そのような場合は、うつ病ではなく「双極性障害」を発症している可能性があります。

双極性障害は、気分が高まる「躁状態」と、気分が沈む「うつ状態」が繰り返し現れる病気です。

かつては「躁うつ病」と呼ばれていましたが、現在では双極性障害という病名が用いられています。

 

◆躁状態の代表的な症状

躁状態のときには、「気分がよくなりすぎる」「自分がえらくなったように感じる」「眠らなくても平気」「金遣いが荒くなる」などの症状が現れます。

こうした症状があると、例えば、勤め先の社長に対して居丈高な発言をして取り返しのつかないことになったり、ずけずけとものを言って、家族や友人を疲弊させてしまうことがあります。

また、生真面目だった人が突然浮気をしたり、高価な買い物をして大きな借金をつくってしまったりすることもあるのです。

双極性障害は、うつ状態から始まることが多く、再び症状が現れるまでの期間は、平均して4~5年ほどです。

症状は何度も繰り返され、現れる感覚が次第に短くなるのが一般的です。

また、双極性障害を発症してからそれぞれの症状が現れている期間の割合は、うつ状態が約32%で、躁状態は約9%となっています。

うつ状態から始まることが多く、うつ状態が現れている期間のほうが長いこともあり、双極性障害であっても、うつ病と診断されている患者さんは少なくありません。

実際、双極性障害の患者さんが、最初から双極性障害と診断されることはほとんどないといえます。

双極性障害は、そのくらい診断が難しい病気なのです。

(NHKテレビテキスト きょうの健康 2011年6月号より)

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双極性障害を治す第一は、速やかに診断することに尽きると思います。

本文にもありましたように、本当に多くの患者さんが最初、「うつ病」と診断されています。

双極性障害の場合、抗うつ剤が効かないケースが多く、「リチウム」という薬が有効です。

やはり、的確な診断こそが「医師」技量だと思うのですが、みなさまいかがでしょうか?

 

 

 

 


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