「お酒に強い」と肝臓の関係。

2013.3.2|健康 健康食事

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漢方の鹿鳴堂薬舗

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こんにちは。毎日、仕事が楽しい鹿鳴堂の泉谷です。

本日は、昨日に続いて「お酒」について書いていこうと思います。

みなさん、

お酒の強い人は肝臓自体が強いと思われていませんか?

実はこれはまったくの見当違い。

お酒の強さと肝臓の機能にはまったく関係がないのです!

 

 

その説明をするのに、アルコールの代謝の話をしましょう。

お酒に含まれるエチルアルコールは、主に肝細胞に含まれるアルコール脱水素酵素によってアセトアルデヒドに分解されます。

これが血液中に移行すると、赤ら顔になったり、動悸がしたり、吐き気などがしたりと、いわゆる酔っ払いの状態になるのです。

このやっかいな代謝物質「アセトアルデヒド」をさらに分解するアドデヒド脱水素酵素に関わる遺伝子には、1型と2型のふたつのタイプがあります。

1型の遺伝子はアルデヒドを分解する能力が強く、2型は弱いのです。

この遺伝子は対で存在します。

1型を対で持っている人はアセトアルデヒドを速やかに分解できるので、大量に酒を飲んでもケロッとしています。

1型×2型タイプの人は、訓練すればある程度飲めるようになります。

2型を対で持っている人は、いわゆる下戸でまったく飲めないタイプ。

ウイスキーボンボンでも酔っ払ってしまうのです。

日本人の約1割がこのタイプといわれています。

結論を申し上げますと、お酒の強さは肝臓の機能とは関係なく、アドデヒド脱水素酵素の遺伝子のタイプの問題ということです。

 

 


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